東京エレクトロンが上場来の高値に進む、業績・配当予想の増額修正など好感

■第3四半期は営業利益33%増など大幅に拡大

 東京エレクトロン<8035>(東証プライム)は2月13日、取引開始から10分以上買い気配を上げ、9%高の3万2500円(2745円高)で始値をつけ、実質的な上場来の高値に進んでいる。前週末取引日・9日の15時過ぎに第3四半期決算と通期の業績・配当予想の増額修正を発表し、NY市場で値上がりした上、米国の半導体関連株もエヌビディアなどが一段高となったことを受けて買い安心感が広がっている。

 第3四半期連結決算(2023年4~12月・累計)は営業利益が前年同期比33.1%増加など大幅に拡大した。今3月期の連結業績予想は、半導体業界の設備投資動向と業績動向を受け、23年11月に開示した予想を営業利益は11.0%引き上げ、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.7%引き上げた。3月期末配当は従来予想を1株につき27円引き上げて219円の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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