エスプールは3日続伸基調、経団連・自然保護協議会の常任委員入りで一段と信頼度向上の見方

■「ゼロカーボンシティ」に関する自治体との包括的連携も拡大

 エスプール<2471>(東証プライム)は6月28日、次第に上げて3日続伸基調となり、午前11時半にかけて329円(8円高)をつけて出直り相場を継続している。後場も328円で売買を開始した。障がい者雇用支援サービスや人材ソリューション事業を行い、6月26日に「経団連自然保護協議会の常任委員となり、同協議会が主催する経団連生物多様性宣言イニシアチブに参画した」と発表。事業展開などで一段と信頼度が向上すると受け止められている。

 「ゼロカーボンシティ」に関する自治体との包括的連携協定も積極的で、6月5日に発表した栃木県さくら市との協定締結により、協定の締結先は全国15自治体に拡大した。今期・24年11月期の連結業績予想は、4月に発表した第1四半期決算の時点で売上高を前期比4.9%増、営業利益は同1.0%減、親会社の所有者に帰属する当期利益は同5.7%増としたが、下期に強含む期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■昔ながらの味わいを現代風にアレンジ、全国スーパーなどで展開  第一屋製パン<2215>(東証スタ…
  2.  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)傘下の日清食品は8月18日、「カップヌードル…
  3. ■世界が注目する学問を豊富な事例とイラストで紹介  学研ホールディングス<9470>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  2. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  3. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…
  4. ■総裁選関連株が再び脚光、政権交代期待が市場を刺激  今週の最注目銘柄は、さいか屋<8254>(東…
  5. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  6. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る