NECとNECセキュリティ、軽量プログラム改ざん検知ソフトを発売、自動車・医療機器のサイバー攻撃対策を強化

■ハードウェアリソース制約のある機器にも対応、短期間でセキュリティ対策を実現

 NEC<6701>(東証プライム)と同社グループのNECセキュリティは7月9日、自動車や医療機器、産業機器などに採用されている組み込みOS「QNX」に対応したセキュリティソフトウェア「軽量プログラム改ざん検知」を2024年7月16日から発売を開始すると発表。同製品は、ハードウェアリソースに制約のある機器にも導入可能で、高速・低負荷な検査を実行できる。これにより、サイバー攻撃によるマルウェア感染やプログラム改ざんが引き起こす異常動作を検知・防止し、自動車事故や医療事故による人的被害や生産停止による金銭的損失を低減する。

 自動車のエンジンやブレーキ、カーナビゲーションなどを制御するECUは、CPU性能やメモリリソースが限られているため、従来のセキュリティ対策は困難であった。同製品は、高速・低負荷な動作と小さなプログラムサイズにより、ECUの動作に負荷をかけず、省メモリな実装が可能である。これにより、自動車メーカーや部品メーカーにとって大きな課題を解決する。

 近年、自動車や医療機器、産業機器がサイバー攻撃にさらされるケースが増加しており、法規制によりセキュリティ対策が急務となっている。NECの新製品は、専門的な知見がなくても短期間でセキュリティの法規制対応を実現できるため、機器メーカーにとって有益である。今後3年間で3億円の販売目標を掲げており、オンライン展示会での紹介も予定している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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