テクノスジャパン、オランダに子会社を設立、欧州市場での事業拡大と競争力強化を目指す

■アムステルダムに新たな欧州拠点設立

 テクノスジャパン<3666>(東証プライム)は7月9日、取締役会において、オランダ・アムステルダムに子会社を設立することを決定したと発表。これは、中長期的な成長戦略の一環として、欧州市場での新たな市場機会の創出と競争力強化を図るため。同子会社は欧州市場における統括会社と位置づけられ、欧州事業の運営管理を担い、同社グループの事業拡大を支援することで、市場成長を促進することを目的としている。

 設立されるのは「Tecnos Europe B.V.」で、所在地はオランダ王国キタホラント州アムステルダム。事業内容は欧州における事業統括など。資本金は資本準備金と合わせて2.8百万ユーロで、設立は2024年7月に予定されている。出資比率はテクノスジャパンが100%。

 今後、同子会社の設立による連結業績への影響は軽微と見込まれているが、重大な影響が判明した場合には速やかに報告するとしている。この新たな拠点を活用し、欧州でのビジネス運営を円滑に進め、グローバル市場での成長機会を追求していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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