GMOインターネットグループ、独自LLMで従業員の意思決定を加速する新プロジェクトを開始

■「AI相談役」として、2024年12月を目途に全パートナーに向け第一弾をリリース

 GMOインターネットグループ<9449>(東証プライム)は7月17日、「GMO Brain AIプロジェクト」を開始し、2024年12月を目途に全パートナー(従業員)への独自LLMの提供を予定している。このプロジェクトは、AIを活用した意思決定の高速化を目指し、「GMOイズム」を学習させたLLMを開発する。目標は、サービス品質の向上、AIと人間の役割の明確化、AIを活用できる人材の育成である。

 同グループは、約10年前からAIの研究開発を推進し、2022年11月のChatGPT登場以降、積極的な活用を開始した。「時間とコストの節約」「既存サービスの質向上」「AI産業への新サービス提供」を軸に、AI活用を加速している。2024年6月時点で、グループ全体で月約13万2000時間の業務時間削減を実現している。

 AI産業の拡大支援として、AIスタートアップ支援の拡大、「.ai」ドメインの提供、生成AIプロンプトポータルサイトの開設、GPUホスティングサービスの開始などを行っている。さらに、約100億円規模のGPUサーバーへの投資や、AIとロボット・ドローンの導入・活用支援を行う新会社の設立など、包括的なソリューション提供を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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