【株式市場】前場の日経平均は173円安、NYダウ500ドル安を受け4万円割れ、7月2日以来

◆日経平均は3万9952円62銭(173円73銭安)、TOPIXは2850.47ポイント(18.16ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は7億5669万株

 7月19日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの500ドル安などを受けて様子見姿勢が強まり、最近まで「トランプ・トレード」でにぎわった銘柄も、建機関連株はヤマシンフィルタ<6240>(東証プライム)が高い程度にとどまるなど、個別物色の印象が強くなった。良品計画<7453>(東証プライム)は業績予想の増額などへの評価再燃とされて出直り、江崎グリコ<2206>(東証プライム)は米投資ファンド保有が言われて活況高。東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株は総じて反発基調。日経平均は160円安で始まり、中盤に86円55銭高(4万212円90銭)まで強含んだが、前引けは7月2日以来の4万円割れとなった。

 FPパートナー<7388>(東証プライム)が大きく反発し自社株買いと取得した全株数の消却など好感。北日紡<3409>(東証スタンダード)はヘルスケア事業での相次ぐ提携・代理店契約が好感されストップ高。NexTone<7094>(東証グロース)は全世界のYouTube動画視聴からの著作権料徴収が材料視されストップ高。WOLVES HAND<194A>(東証グロース)はペットのがん早期発見をより簡便高精度化する共同研究に期待強まりストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億5669万株、売買代金は1兆8802億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は386銘柄、値下がり銘柄数は1218銘柄。

 東証33業種別指数は2業種の値上がりにとどまり、精密機器、電気機器が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る