ウェザーニューズ、企業向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」工場版の提供を開始

■工場30km圏内の落雷や雨風を即時通知、製造ラインの安定操業確保へ

 ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は8月28日、工場や物流倉庫の安定操業を支援するため、企業向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」工場版の提供を開始したと発表。同サービスは、工場周辺の大雨・強風・落雷・河川水位の上昇・熱中症などの気象リスクを即時に通知し、製造ラインの停止リスクを軽減することを目的としている。特に落雷による停電は製造ラインに大きな影響を与えるため、30km圏内での落雷を「注意」、10km圏内での落雷を「警戒」としてアラート通知する機能を備えている。

 「ソラテナPro」は、気温・湿度・気圧・雨量・風向・風速・照度の7要素を1分毎に観測し、リアルタイムでデータを提供する。これにより、工場管理者は予報と観測データをもとに迅速かつ的確な対応が可能となる。

 同サービスは、工場の安定操業を支援するための包括的な気象情報提供を目指しており、工場管理者や作業者が離れた場所にいても同じ情報を共有できることで、迅速な対応と見逃し防止に寄与する。9月末までに「ウェザーニュース for business」工場版を契約した企業には、気象IoTセンサー「ソラテナPro」を1年間無償で提供するキャンペーンを実施中。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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