ケンコーマヨネーズ、じゃがいもに関する勉強会「ケンコー馬鈴薯フォーラム2024」を10回目を迎える

■ポテトサラダの原料である馬鈴薯の安定供給と品種改良について講演

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、2024年8月2日に同社東京本社とオンラインで、「ケンコー馬鈴薯フォーラム2024」を開催した。これは8月4日の「北海道ばれいしょの日」(ば(8)れい(0)しょ(4)と読む語呂合わせから)に合わせて毎年実施している勉強会で、今回で10回目を迎えた。

 フォーラムでは、事業開発本部研究部の部員の講演では「五大作物と馬鈴薯」をテーマに講演し、各作物の歴史や特徴、品種改良のポイントを解説した。商品本部購買部の部員の講演では、馬鈴薯の安定調達の重要性や国内事情、生育に影響を与える要因について講演を行った。

 特別講演として、帯広畜産大学バレイショ遺伝資源開発学研究室の實友玲奈准教授が、遺伝資源の利用や世界の馬鈴薯研究の動向、育種技術について講演。会場では、珍しい馬鈴薯4品種と明治・大正時代のポテトサラダの再現品の試食も行われた。

 ケンコーマヨネーズは、2013年から帯広畜産大学内の寄附講座「バレイショ遺伝資源開発学講座」に参画し、持続可能な馬鈴薯生産のための研究活動を支援している。同社は今後も食に関わる研究に注力し、従業員の知識向上と商品開発に努めることで、食品産業の発展と持続可能な社会の実現を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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