オプティム、AI活用の社内ポータル「OPTiM Collaboration Portal」を発表

■22種類以上のマニュアルをAIが自動作成・更新

 オプティム<3694>(東証プライム)は8月21日、生成AIを活用して社内マニュアルを自動生成・更新・管理できる次世代型サービス「OPTiM Collaboration Portal」を発表した。同サービスは既存ドキュメントのアップロードやAIへの指示入力のみで高品質な社内マニュアルを作成でき、さらにそれらを公開する社内ポータルサイトの構築・運用を容易に実現する。情報整理にかかる工数を大幅に削減し、社員が必要な情報に迅速にアクセスできる環境を提供する仕組みであり、特許も出願中である。8月21日から22日に開催される「IT・情シスDXPO」への出展も予定している。

 同サービスの特徴は、バックオフィスや情報システム部門が抱える情報管理の課題をAIが解決する点にある。22種類以上のマニュアルテンプレートを備え、質問に答えるだけで自動生成が可能であり、既存文書を読み込ませるだけでポータルサイトのコンテンツとして整理される。文章校正やフォーマット整形を支援するAIアシスト機能も搭載されており、運用段階では追加情報や既存情報の更新をAIが横断的に処理することで常に最新状態を維持する。さらに、AIチャットボット「OPTiM AIRES」と連携し、利用者が自然な対話形式で情報を取得できるほか、質問履歴の蓄積により必要な情報の追加・改善にも活用できる。

 開発担当者によれば、同サービスを用いれば従来の10分の1の工数で高品質な社内ポータルを構築できることが確認されている。限られた人的リソースでも確実な運用が可能となり、費用対効果を高める点が強調されている。情報整備の手間やコストの問題から導入を見送っていた企業にとって、有効な解決策となることが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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