イトーヨーカ堂、AI活用の省エネ空調システムを70店舗に導入へ

■神戸大学との共同開発で年間2.2万トンのCO2削減を目指す

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東証プライム)グループのイトーヨーカ堂は、神戸大学と共同開発した「AIスマート空調システム」を約70店舗に本格導入すると発表。このシステムは、店舗内のカメラやセンサーから収集したデータをAIが解析し、最適な空調管理を行うもの。来店客数や室温の変化に応じて効率的に冷暖房を制御することで、大幅なエネルギー消費量の削減を実現する。

 八王子店での実証実験では、空調に関わるエネルギーを約40%削減する効果が確認された。この結果を踏まえ、イトーヨーカドーの約70店舗への導入を目指していく。同システムの導入により、セブン&アイグループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」における2030年度までのCO2排出量削減目標に対し、2024年度以降に必要な削減量の約4.2%(約2.2万トン)相当の削減を見込んでいる。

 この取り組みは、2030年度までにグループ全体の店舗運営に伴うCO2排出量を2013年度比で50%削減し、2050年度には実質ゼロにするという目標達成に向けたものである。イトーヨーカ堂は今後も産学連携を通じて気候変動などの社会課題に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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