ダイセキ環境Sは2日続けて大きく出直る、「リニア中央新幹線」進展の見込みとなり期待再燃

■静岡県がボーリング調査を了解と伝えられ動意強める

 ダイセキ環境S(ダイセキ環境ソリューション)<1712>(東証プライム)は9月19日、9%高の1206円(103円高)まで上げた後も1200円前後で売買され、2日続けて大きく出直っている。リニア中央新幹線の工事関連株と位置づけられており、「リニア中央新幹線、静岡県がボーリング調査を了解」(NHKニュースWEB9月17日20時)と伝えられ、期待が再燃したとみられている。

 2月決算銘柄で、8月締めの第2四半期決算の発表は2024年10月1日を予定。先に発表済みの第1四半期決算(24年3~5月・連結)は、主力の土壌汚染調査・処理事業で前年に受注した大規模土壌処理案件が収束したことなどで売上高が前年同期比28.5%減の47億47百万円となり、営業利益は同37.7%減の5億55百万円だった。2月通期の予想も減収減益のまま全体に前回予想を据え置いた。しかし、リニア関連受注が加われば来期以降の見通しが明るくなると期待されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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