【株式市場】前場の日経平均は389円高、経済対策やNY株高など好感され値上がり1000銘柄を超える

◆日経平均は3万8415円32銭(389円15銭高)、TOPIXは2704.34ポイント(21.53ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億1346万株

 11月22日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ461ドル高に加え、政府の経済対策が同日にも決定されることなどが好感され、日経平均が120円高で始まった後ジリ高傾向のまま前引けにかけて394円46銭高(3万8420円63銭)まで上げ、3日ぶりの反発基調となった。旧・東芝メモリのキオクシアHDの12月上場観測もありアドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株が上げ、データセンター関連のさくらインターネット<3778>(東証プライム)や日東紡<3110>(東証プライム)は値上がり率上位。大林組<1802>(東証プライム)は大手証券による投資判断などで高い。

 リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)やインタートレード<3747>(東証スタンダード)が一段高となりビットコイン相場の最高値など連日好感。GMOアドパートナーズ<4784>(東証スタンダード)はGMOグループ内の再編によって2025年に中核企業に変身することなどで再び一段高となりストップ高。フィードフォースG<7068>(東証グロース)は初配当など好感され活況高。

 新規上場のガーデン<274A>(東証スタンダード)は「横浜家系ラーメン」などを運営し、取引開始後に公開価格3200円を4%下回る3060円で初値をつけた。その後は3080円まで上げ、前引けは2895円。

 東証プライム市場の出来高概算は8億1346万株、売買代金は1兆8109億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1265銘柄、値下がり銘柄数は316銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、石油石炭、繊維製品、サービス、非鉄金属、卸売り、ガラス土石、鉱業、建設、化学、銀行、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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