Chordia Therapeuticsが後場一段高、27日からの学会で研究成果を発表とし注目強まる

■がん領域専門のバイオベンチャー、底練り相場から急に出直る

 Chordia Therapeutics(コーディア・セラピューティクス)<190A>(東証グロース)は11月27日の後場、一段と急伸し、30%高の316円(73円高)まで上げて約1か月ぶりに300円台を回復している。がん領域専門の研究開発型バイオベンチャーで、26日に開発パイプラインのひとつ『CDK12阻害薬』に関連する研究成果を第47回日本分子生物学会(11月27日~29日)で発表するとしており、期待が強まったと見られている。底練り相場から急に出直っている。

 発表によると、CDK12阻害薬(CTX-439)は、mRNAの転写を調節する主要な因子であるCDK12に対して選択的な経口型のファーストインクラスの低分子阻害薬。現在は、臨床試験開始に必要な安全性試験や原薬製造が完了し、次のフェーズに向けた準備を進めているという。同社は、がん領域専門の研究開発型バイオベンチャーで、複数のパイプラインの研究開発に取り組んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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