セーフィーとネクスコ東日本エンジニアリング、高速道路の維持管理を革新するソリューションを共同開発

■映像管理画面にキロポスト情報を表示し、現場と管制室間の連携を強化

 セーフィー<4375>(東証グロース)とネクスコ東日本エンジニアリングは12月6日、高速道路のメンテナンス業務を革新する新技術を共同開発したと発表。労働力不足が深刻化する建設業界において、クラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus」の映像管理画面にキロポスト情報を表示する「キロポスト表示オプション(仮)」を開発し、2024年12月から関東・新潟支社管内で実証確認を開始する。

 同技術は、高齢化と労働力減少が進む日本において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の一環として注目される。高速道路のパトロール業務における位置特定を瞬時に行え、現場と管理側の情報共有を効率化する。巡回車に搭載されたカメラが捉えた映像と連動し、異常発見から対応までの迅速な意思決定を可能とする。

 セーフィーは、これまで映像データを活用した遠隔状況確認や業務効率化に取り組んでおり、今回の開発もその延長線上にある。ネクスコ東日本グループとの協業により、建設・インフラ業界の「現場DX」を推進し、生産性向上と働き方改革に貢献する革新的なソリューションを提供する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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