アストロスケール、世界初のデブリ接近に成功!商業デブリ除去衛星「ADRAS-J」、目標の15mまで接近

■衝突回避機能の有効性も確認、宇宙ゴミ除去へ大きな一歩

 アストロスケールホールディングス<186A>(東証グロース)の子会社で人工衛星システムの製造・開発・運用を担うアストロスケールは12月11日、商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」による画期的な宇宙実験で、大きな成果を上げたと発表。同ミッションは、運用を終了した衛星やロケット上段などの非協力デブリに対し、世界で最も近い距離となる約15メートルまで接近することに成功した。

 デブリへの接近は、慎重かつ精密な運用により段階的に実施された。搭載センサを用いてデブリの3D形状を高精度で測定し、自律的なナビゲーションシステムによりリアルタイムでデータを処理。最終的には、PAF(ロケットと衛星をつなぐ台座)の下方約15メートルまで接近した後、衛星が自律的にアボート(待避)することに成功した。

 同ミッションは、JAXAの商業デブリ除去実証(CRD2)のフェーズⅠとして実施され、デブリ除去や衛星寿命延長に向けた軌道上サービスの基盤技術を確立する重要な一歩となった。安全性を最優先に設計されたADRAS-Jは、将来の宇宙環境の持続可能性に向けて大きな可能性を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る