インフォマートが3日続伸、「BtoBプラットフォーム」兵庫県に採用され好感、業績動向も見直す

■サーバーのクラウド移行が完了、増収増益ペース強まる見込み

 インフォマート<2492>(東証プライム)は12月17日、3日続伸基調となり、取引開始後は4%高の296円(12円高)まで上げている。「兵庫県が『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォームTRADE』を採用」と12月12日に発表し、注目が再燃。業績動向もあらためて見直されている。1か月ほど続く「なべ底型」の調整相場から出直りを強める形になっており、チャート妙味が強まってきたとの見方も出ている。

 第3四半期決算は10月31日に発表した。株価は調整含みに転じたものの、第3四半期累計業績(2024年1~9月:中間期、連結)は好調で、売上高が前年同期比15.8%増加し、営業利益は同5.9%増加した。「サーバーのクラウド移行が完了、FOOD事業の料金改定を8月に実施」(決算説明資料より)。これらを受けて、「4Qはサーバーの原価低減効果でさらに利益率の改善を見込む」ほか、「来期以降(2025/12期、2026/12期)の増収増益につなげる」計画だ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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