良品計画が2018年以来の高値に進む、業績・配当予想の増額修正を好感

■今8月期の連結業績予想を各利益とも一転増益の見込みに見直す

 良品計画<7453>(東証プライム)は1月14日、一段高で始まり、取引開始後に9%高の3867.0円(332.0円高)まで上げて一気に昨年来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んでいる。前取引日・10日の15時30分に第1四半期決算と8月通期の連結業績・配当予想の増額修正を発表。好感買いが先行している。

 第1四半期決算(2024年9~11月)は、国内事業で「無印良品週間」の売り上げ好調を軸に既存店の売り上げが想定を上回り、海外でも中国大陸事業等が上振れたほか、為替による押し上げも加わった。今期・2025年8月期の連結業績予想を全体に増額修正し、各利益とも一転増益に転じる見込みに見直した。経常利益は従来予想を17.0%上回る620億円の見込みに見直した。また、2月中間配当、8月期末配当とも1株22円の見込み(従来予想比2円の増配)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る