明治、「きのこの山」と「たけのこの里」が改名!?「きなこの山」「たけのこの黒みつ」新発売

■明治の人気菓子、和の風味で大胆リニューアル!

 明治ホールディングス<2269>(東証プライム)グループの明治は2月10日、人気チョコレート菓子「きのこの山」と「たけのこの里」に、和素材を取り入れた新商品を発表した。今回のリニューアルでは、「きのこの山」はきなこを使用した「きなこの山」に、「たけのこの里」は黒みつを加えた「たけのこの黒みつ」に生まれ変わる。発売は2025年2月18日から全国で開始される。

 「きなこの山」は、ホワイトチョコレートに香ばしいきなこを練り込み、クラッカーのサクサクとした食感とともに和の風味を楽しめる仕上がりだ。「たけのこの黒みつ」は、黒みつパウダー入りホワイトチョコレートと口どけの良いクッキーの組み合わせが特徴で、黒みつのコクとまろやかな甘さが味わえる。いずれも「きのこの山」「たけのこの里」のロゴを変更し、遊び心あふれるデザインに仕上げた。

 今回のリニューアルは、明治のブランドコンセプト「みんなに、おいしく、おもしろく」の一環として行われた。和素材の導入により、訪日外国人にも日本の伝統的な甘味を気軽に楽しんでもらうことを狙っている。また、ネーミングにもユーモアを加え、ちょっとした驚きや笑いを提供することで、これまでのファンにも新たな魅力を感じてもらう工夫が施されている。

 明治はこれまでも、「チョコぬいじゃった!きのこの山」や「日焼けしちゃった?きのこの山のジク ココア風味」など、遊び心満載の商品を展開してきた。「たけのこの里」も、「チョコぬぎませんたけのこの黒 旨黒糖」などユニークなラインナップを追加し、消費者の関心を集めてきた。

 「きのこの山」は2025年9月に発売50周年を迎える。それに先駆けた今回の「きなこの山」「たけのこの黒みつ」の発売は、新たなファン層の開拓と、既存のファンに向けた新しい楽しみ方の提案となるだろう。

 今後も「きのこの山」「たけのこの里」は、定番の味わいを守りつつ、時代に合わせた新しい試みを続けていく。明治の遊び心あふれるブランド戦略が、今後どのような展開を見せるのか、ますます目が離せない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る