abc、暗号資産ポートフォリオ組み換え開始、NYANとBTCに戦略再配分

■暗号資産運用を刷新、最大10億円でNYAN市場買い付け

 abc<8783>(旧GFA)(東証スタンダード)は12月18日、暗号資産運用体制の強化と資産効率の向上を目的に、暗号資産ポートフォリオの組み換えプログラムを開始すると発表した。これまで保有してきたNYANMARU Coin($NYAN)、WOWBIT($WWB)、Nyanmaru GOLD Utility Token($AGF)などの一部を見直し、段階的に再配分を進める方針である。

 今回の組み換えでは、流動性の高いNyanmaru GOLD Utility Token($AGF)およびWOWBIT($WWB)を中心に一部資産を売却し、USDT(テザー)へ転換する。その後、USDTを活用してNYANMARU Coin($NYAN)の市場買い付けを最大取得金額10億円の範囲で実施するとともに、ビットコイン(BTC)へ戦略的に配分する。これにより、資産の集中投資リスクを抑えつつ、中長期的な成長と流動性確保の両立を図る考えだ。

 背景には、市場環境の変化がある。米国の金利動向や金・銀を中心とする貴金属相場の高騰を受け、関連市場の流動性が高まっていることから、その恩恵を受けやすい暗号資産の換金を進める判断とした。また、足元で価格が下落しているNYANMARU Coin($NYAN)およびBTCについては、売り圧力が一巡し、上昇局面に転じる可能性が高いとみて、組み換えの好機と判断したとしている。

 今後は、USDTからNYANMARU Coin($NYAN)への段階的な購入と、BTCの長期保有および下落局面でのデルタニュートラル戦略を組み合わせた運用を行う方針である。加えて、NYANMARU Coin($NYAN)の流通拡大に向け、Hyperliquidチェーン上の永久先物市場への流動性供給も検討する。本件が2026年8月期の連結業績に与える影響は現在精査中で、開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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