エスプールグループのエスプールブルードットグリーン、大分県の森林由来J-クレジット創出を支援

■創出量の見込み調査や計画書作成支援などを通じて、J-クレジット創出のノウハウを提供

 エスプール<2471>(東証プライム)グループのエスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区)は、大分県から「森林由来J-クレジット創出支援委託事業」を受託し、森林由来J-クレジット創出に向けた支援を実施している。

■森林由来J-クレジット創出支援事業の背景

 大分県は森林面積が県土の約7割を占めており、カーボンニュートラルの実現に向け、重要な手段の一つとされる森林吸収源によるクレジット創出の高いポテンシャルがある。県内の森林経営者が森林由来J-クレジット創出のノウハウを習得し、県内における森林由来J-クレジット創出の拡大を図ることは、温室効果ガス排出量削減に向けた重要な手段として期待されている。そして、本事業に係る業務については、プロポーザル方式での提案募集により、エスプールブルードットグリーンが委託先として選出された。

■実施内容

 本事業において、エスプールブルードットグリーンは以下の業務を実施する。

(1)森林由来J-クレジット創出見込み調査
 県内森林経営者(市町村を除き、組合を含む。以下、同じ。)の中から、自身が所有・管理する森林等におけるクレジット創出に関心があり、森林等の状況や規模からより多くの森林由来J-クレジット創出が期待できる者を3者程度ピックアップしたうえで、その出量を調査し提示する。

(2)森林由来J-クレジットプロジェクト計画書作成支援
 県内森林経営者で、森林由来J-クレジット創出に向けてプロジェクト計画書の作成を行う者に対して支援を行う。具体的には、プロジェクト計画書の作成や、事務局へのプロジェクト登録の申請手続きにおける助言、必要に応じた現地調査への同行等である。

 エスプールブルードットグリーンは、これまでも複数の自治体や企業のクレジット創出を支援してきた。今後も引き続きクレジット創出でお困りの方に対し、最適なサポートを提供するとしている。

■エスプールブルードットグリーンについて

 カーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、サステナビリティ経営への取り組みをトータルでサポートしており、累計支援企業数は550社に上る。具体的には、カーボン・クレジットの創出および活用や温室効果ガス排出量の算定、TCFD・TNFD等のサステナビリティ関連情報開示、CDP質問書への回答支援など、幅広い支援を提供している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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