すかいらーくホールディングス、ガスト・バーミヤンなど2750店で電子レシート本格運用開始

■すかいらーくアプリで電子レシートを自動発行

 すかいらーくホールディングス<3197>(東証プライム)は、2025年2月20日から、ガストやバーミヤンなど約2,750店舗において、公式アプリ「すかいらーくアプリ」を活用した電子レシートの本格運用を開始すると発表。これにより、テーブル決済やセルフレジ利用時に、アプリ内で自動的に電子レシートが発行される仕組みとなる。電子レシートは注文履歴にPDF形式で保存され、従来の紙レシートの代替手段となる。

 すかいらーくグループでは、年間約80,000km分のレシート用紙が使用されている。セルフレジでは紙のレシートを発行するかどうか選択可能であり、実験的に導入した5店舗では、約半数の利用者が紙のレシートを不要と判断した。これにより、紙資源の削減と環境負荷の低減が期待される。

 同システムは、ガストやジョナサン、しゃぶ葉を含むすかいらーくグループ38ブランドで導入されるが、一部店舗では利用できない場合がある。電子レシートを利用するには、事前に「すかいらーくアプリ」への登録が必要となる。すかいらーくは、今後もデジタル技術を活用し、環境に配慮した店舗運営を進めていく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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