クスリのアオキホールディングス、8月度売上12.5%増、既存店も3.0%増と堅調

■全店売上2桁増も既存店は伸び鈍化、堅調な基調を維持

 クスリのアオキホールディングス<3549>(東証プライム)は9月2日、2025年8月度の月次営業速報を発表した。2026年5月期の8月度売上高は全店ベースで前年同月比12.5%増、既存店は3.0%増となった。客数は全店で11.6%増、既存店で1.5%増、客単価は全店で0.8%増、既存店で1.5%増といずれもプラスを維持した。既存店の伸びは7月の二桁増からは鈍化したものの、堅調な基調を保っている。

 8月度の出店状況は6店舗で、群馬県伊勢崎市の波志江店を皮切りに、愛知県春日井市の春日井宮町店、石川県金沢市のまめだ大通り店、愛媛県伊予市の伊予下吾川店、千葉県大網白里市の大網店、茨城県日立市の川尻店、愛知県岡崎市の岡崎北野店を新規開設した。一方、スーパー部門では8月20日付で和歌山県の「ハッスル高野口店」と愛媛県の「フレッシュバリュー今治高市店」を閉店した。

 2025年8月20日現在のグループ店舗数は1,042店となり、ドラッグストア351店、調剤薬局685店(うち併設含む)、スーパー21店、調剤専門薬局6店の体制である。石川、富山、福井など北陸地域を中心に、関東、中部、関西、東北へと広がりを見せている。なお、営業速報値は速報ベースであり、実際の業績と差異が発生する可能性があるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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