小野測器と東洋電機製造が協業、設備監視ソリューションを共同開発、センシング技術とICTの融合

■圧縮センシング技術とエッジコンピューティングで高付加価値の監視システムを構築

 小野測器<6858>(東証スタンダード)は3月6日、東洋電機製造<6505>(東証スタンダード)と協業し、回転機械を対象とした設備監視ソリューションの共同開発を開始したと発表。小野測器が持つセンシング技術と東洋電機製造のICT技術を融合させ、高精度かつ低通信量の監視システムを提供することを目指していく。

 両社の強みを生かし、小野測器は圧縮センシング技術やAIを組み込んだデバイス開発を担い、東洋電機製造はエッジコンピューティングやWEBシステムの構築を担当する。これにより、産業設備の異常検知や状態監視の精度を向上させるとともに、データ処理の効率化を図っていく。

 同協業を通じて、産業界のニーズに応える新たな監視ソリューションを提供し、より高品質な設備管理を実現することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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