アミタHDと京都府亀岡市が連携協定を締結、「かめおか未来・エコロジックミュージアムプロジェクト」

■「エコシステム社会構想2030」の実現に向けた取組を加速

 アミタホールディングス<2195>(東証グロース)は3月12日、昨年9月に締結された「かめおか未来づくりパートナーシップ協定」をより具体的、発展的に実現するため、「かめおか未来・エコロジックミュージアムプロジェクト事業連携協定」の締結に合意した。締結は3月27日に予定されている。

【目的・概要】
 同社と亀岡市は、2024年に締結した「かめおか未来づくりパートナーシップ協定」において、相互の知見、ノウハウ、資源をいかすことで、官民連携でサーキュラーエコノミーを実装したエコシステムを構築。亀岡市が持続可能なまちへ移行することを中長期的な目標としている。この度、その具体施策として「かめおか未来・エコロジックミュージアムプロジェクト」を立ち上げ、その実現を図る協定の締結に合意した。同社はこの協定での取組を、開発中のサービス「MEGURU STYLE」の戦略的開発案件として位置づけ、亀岡市の持続可能な地域モデルへの移行戦略の策定及び伴走支援の提供により、2030年ビジョンとして掲げている「エコシステム社会構想2030」の実現に向けた取組を加速させる。

【取組内容(予定)】
協定に基づき、以下の内容で協力が進められる。
・同市における地域持続可能社会への移行戦略の策定
・同プロジェクト推進のための体制の構築・研修・教育
・互助共助に基づく資源回収ステーションMEGURU STATIONの設置による亀岡市全域の資源循環
・ 農業・食・教育・資源循環などに関する拠点・組織体の設置
・その他、目的の実現に資する事項

【MEGURUについて】
 MEGURU STYLEは、使用済み資源の回収ボックス「MEGURU BOX」、互助共助コミュニティ型資源回収ステーション「MEGURU STATION」、地域内で資源を無駄なく循環させる新たなサーキュラーモデル「MEGURU COMPLEX」というハードやそこから得られる情報を活用した、互助共助型かつ無駄のない“社会的”な生活スタイルを促すアミタのサービスである。地域の4大課題である、人口減少・少子高齢化・雇用縮小・社会保障費増大は、複雑化・深刻化の一途を辿り、今、多くの自治体が新たな地域モデルへの移行を迫られている。同社はMEGURU STYLEを通して、関係人口の増加・地域内の雇用やソーシャルビジネスの創出・互助共助 による心身の健康寿命の延伸等に寄与し、これらの課題の統合的な解決を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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