東京きらぼしFGが初の6000円台、業績・配当予想の増額修正を好感、みずほFGの7日続伸など銀行株高に乗る

■与信関係費用が当初計画を下回る見込み、政策株式の売却なども寄与

 東京きらぼしFG(東京きらぼしフィナンシャルグループ)<7173>(東証プライム)は3月21日、一段高となり、午前10時にかけて10%高の6020円(560円高)まで上げ、上場来初の6000円台に進んでいる。19日に発表した2025年3月期の業績予想および配当予想の増額修正が好感され、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)の7日続伸基調など、このところの銀行株高に乗って騰勢を強めている。

 3月19日午後、今期・25年3月期の連結業績予想について、与信関係費用が当初計画を下回る見込みとなり、政策株式の売却は当初計画を上回る見込みとなったことなどを要因に、親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を24.4%上回る見込みに見直した。また、3月期末配当は1株につき従来予想比10円増の85円(前期比では5円の増配)に修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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