サトウ食品、米不足の影響続く中、パックごはん一部商品を休売・終売へ、生産効率化を目指す決断

■2025年5月末から休売開始、終売商品も多数

 サトウ食品<2923>(東証スタンダード)は3月24日、2024年8月に発生した米不足の影響を受け、パックごはんの需要が増加したことから、一部商品の休売および終売を決定したと発表。これにより、供給の安定化と生産効率の向上を目指す。

 休売対象商品は「新潟県産コシヒカリかる~く一膳5食パック」や「銀シャリ8食パック」など5品目、終売対象商品は「新潟県岩船産コシヒカリ3食パック」や「いわて純情米ひとめぼれ5食パック」など18品目に及ぶ。休売は2025年5月末頃から実施される予定である。

 サトウ食品は、今回の措置により消費者に不便をかけることを深く謝罪するとともに、理解を求めている。対象商品についての詳細は公式発表を参照し、今後の動向にも注目が集まる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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