神鋼商事はジリ高傾向、3月末を基準日として株式3分割、新NISAを利用した投資など増える可能性

■3月期末の配当・優待や分割を確保する買付期限(権利付最終日)は27日

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は3月25日、6200円(40円高)まで上げた後も堅調に売買され、ここ1週間ほど日々の下値をセリ上げながらの相場となっている。2月初に、2025年3月31日(月曜日)最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、3株の割合をもって分割すると発表済み。3月期末基準の配当や優待、分割を得るための買付期限(権利付最終日)は、25年は3月27日(木)のため、買いが厚くなってきたと見られている。

 投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家の皆様により投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大及び当社株式の流動性の向上を図ることを目的として行うとした。直近の株価での最低投資金額(1単元:100株)は62万円になるが、株式3分割後は3分の1になるため、新NISA(少額投資非課税制度)を利用した投資など、新たな投資家層の流入が活発化する可能性がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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