グリーンエナジー&カンパニーが累進配当と多様な株主優待を導入、デジタル時代の株主サービス

■成長投資と株主還元のバランスを重視

 グリーンエナジー&カンパニー<1436>(東証グロース)は3月26日、2025年4月期から、株主還元方針を大幅に変更すると発表。主な変更点は、累進配当の導入と株主優待制度の刷新である。

 累進配当については、配当性向15%程度を目途とし、原則として減配せず、配当の維持もしくは増配を行う方針を明確にした。企業の財務基盤の健全性を確保しながら、成長投資と株主還元のバランスを重視する姿勢を示している。

 株主優待では、従来のQUOカードから、Amazonギフトカードやデジタルギフトなど、多様な選択肢を提供することとした。対象は300株以上を6か月以上継続保有する株主とし、年2回で合計30,000円分のデジタルギフトを贈呈する。この変更により、株主の利便性向上と長期投資の促進を狙っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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