大東建託、営業力強化へ「生成型AI課長」4月導入開始、時間・場所を問わない自己学習環境を提供

■顧客対応力向上と提案品質の強化を実現

 大東建託<1878>(東証プライム)は、営業担当者の育成と支援を目的とした人工知能を活用した独自システム「生成型AI課長」を2025年4月から導入開始すると発表。このシステムは昨年10月に導入された「台本型AI課長」の進化版で、シナリオに頼らず土地オーナーの背景情報に基づいて柔軟に対応することが可能となった。

 「生成型AI課長」は、営業担当者が多様な反応から顧客心理や要望を理解し実践的な対応話法を習得できるようサポートする。また会話を通じた関係構築や情報収集を評価・アドバイスする機能により、土地オーナーへの提案の質とスピードの向上を目指す。この導入により、営業担当者は時間や場所の制約なく個人のペースで学習でき、先輩社員の指導負担軽減も期待できる。

 大東建託は4月以降、再訪問や提案の場面、会社説明の場面など、実際の営業活動シーンに対応するシステムを順次開発していく予定だ。将来的には過去の成功事例を基にAIが具体的な行動計画を提案する機能なども開発し、「人財」の育成・成長を促進して企業の持続的成長につなげることを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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