炭酸で若返る?真皮の弾力性を高める新たなメカニズムを花王が発見

■炭酸の真皮組織に対する作用を新たに発見

 花王<4452>(東証プライム)は4日、炭酸が真皮組織に対しても有効な作用を持つことを新たに発見したと発表。炭酸は、表皮の角質層に浸透し、血管を拡張させて血流を増加させることで、肌の保湿や美白に効果があるとされているが、真皮組織にも浸透することが明らかになった。

 真皮組織は、コラーゲンやエラスチンなどの線維質や多糖類で構成されており、肌の弾力やハリを保つ役割を果たしている。花王の研究チームは、炭酸が真皮組織に浸透すると、その線維質や多糖類の合成を促進し、肌の弾力やハリを向上させることを実証した。この発見は、炭酸を含む化粧品やスキンケア製品の開発において、新たな可能性を示すものである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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