リコージャパン、オンプレミス環境で生成AIを安全に活用する「RICOH オンプレLLMスターターキット」を発売

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■ノーコード開発ツール「Dify」搭載で現場主導のAI開発を実現

 リコー<7752>(東証プライム)グループのリコージャパンは4月7日、高セキュリティなオンプレミス環境での生成AI活用を導入から運用までワンストップで支援する「RICOH オンプレLLMスターターキット」の提供を開始したと発表。このソリューションは、オンプレミスのGPUサーバーにリコー製700億パラメータのLLM、生成AI開発プラットフォーム「Dify(ディファイ)」等を搭載し、セキュアな環境で生成AIを活用できる。

 同キットの特徴は、環境構築から運用支援までのワンストップサービス、高セキュリティなオンプレミス環境での利用、そして「Dify」によるノーコード開発支援の3点である。社内専用環境でAIを利用したい企業のニーズに応え、LLM利用に際して従量課金が発生しない点も特徴的だ。

 リコーグループは自社内でのAI活用経験を活かし、「AIの民主化(市民開発)」を推進している。リコージャパンは、培ったノウハウとともに、顧客の業種業務に合わせた「使える・使いこなせるAI」を提供し、オフィス/現場のデジタルトランスフォーメーションを支援していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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