【株式市場】前場の日経平均は1894円高、一時2100円高まで上げ昨日の下げの80%を回復

◆日経平均は3万3030円66銭(1894円08銭高)、TOPIXは2438.30ポイント(149.64ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億5624万株

 4月8日(火)前場の東京株式市場は、「トランプ関税」を巡り、「米大統領、関税の一時停止の検討は否定-交渉には応じる姿勢」(ブルームバーグニュース4月8日朝)などと伝えられ、一気に買い直される相場に転換。日経平均は592円高で始まった後も急激に上値を追い、取引開始から約20分で1800円高(3万3000円)に達した。午前11時には2120円高(3万3257円)まで上げ、昨7日の2644円安の80%を回復した。トヨタ<7203>(東証プライム)や日本製鉄<5401>(東証プライム)が昨7日の下げ幅を埋めたほか、みずほFG<8411>(東証プライム)などの金融株も急反発。東証33業種は全業種が値上がりした。

 トランプ大統領は数日前に「大金持ちになるチャンスだ」とSNSで発信していたとされ、相場の急伸を見て、とにかく買い急ぐ動きもあったようだ。ファンデリー<3137>(東証グロース)が10%高、マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は13%高。日本製鋼<5631>(東証プライム)やフジクラ<5803>(東証プライム)、インスペック<6656>(東証スタンダード)がストップ高となり、日製鋼には証券会社から目標株価の引き上げが出たとはいえ反発力の強さが目立った。GFA<8783>(東証スタンダード)はビットコイン相場のショートポジション(売り建て)による収益発表などで急伸。データホライゾン<3628>(東証グロース)はヘルスケアエンターテインメントアプリへの期待や親子上場をめぐる思惑などで急伸しストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は12億5624万株、売買代金は2兆5974億円。プライム上場1637銘柄のうち、値上がり銘柄数は1625銘柄、値下がり銘柄数は8銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、昨7日の全業種の値下がりから一転した(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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