エクセディ、自転車のペダリングを楽にする駆動系パーツ「Reloda」を発表、自動車向けクラッチを応用

■神戸大学との共同研究で効果を実証、2025年夏に製品化へ

 エクセディ<7278>(東証プライム)は4月14日、自社のクラッチ技術を応用し、自転車のペダリング時の筋肉負担を最大20ポイント軽減する駆動系パーツ「Reloda(リロダ)」を開発したと発表。東京ビッグサイトで開催される「サイクルモード東京」(4月19日・20日)にて試乗会を実施する予定である。

 Relodaは、マニュアル車に搭載されるクラッチの減衰装置の仕組みを応用し、ペダルを踏み込む際に内蔵スプリングが反発する力を利用してペダリングを補助する構造である。神戸大学との共同研究により、筋肉使用量を大幅に低減する効果が確認されている。自動車部品の開発で培った高い品質基準をもとに設計されており、耐久性にも配慮されている。

 第1弾として、Relodaを搭載した自転車が2025年夏頃にサカイサイクルから発売される予定である。エクセディは今後も既存の技術資産を活かし、社会課題の解決と新たな価値創造を目指す姿勢を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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