アイデミー、ノーリツと共同でDX人材育成を推進

■生産本部、営業本部を中心に、全社的なDX・ITリテラシーの向上を目指す

 アイデミー<5577>(東証グロース)は、湯まわり設備メーカーのノーリツ<5943>(東証プライム)とオンラインDXラーニング「Aidemy Business」の活用を通じて、2024年4月よりDX人材育成を共同で推進してきたが、2025年4月より育成対象を営業本部へと拡大し、DX・ITリテラシーのさらなる向上を目指す。

 アイデミーは、2014年の設立以降「先端技術を、経済実装する。」をミッションに掲げ、AI/DXプロダクト・ソリューションの提供を通じて、累計600以上の企業・組織に対してDX支援を実施してきた。特に「Aidemy Business」は、リテラシー醸成から実際の業務遂行に求められるレベルの内容まで250以上の学習コースを持ち、企業のフェーズや部門ごとのニーズに合わせた柔軟なカリキュラム設計が可能である点が評価されている。

 ノーリツは、中期経営計画「Vプラン26」の中で、DX等による製造資本開発を重点課題にあげている。2021年7月のDX戦略推進プロジェクトの立ち上げ以降、少子高齢化に伴う市場縮小や、デジタル化による購買行動などの環境変化に応じて、ものづくりとビジネスモデルを変革させていくことを目指し、人材定義やスキルマップ作成をはじめ、DX人材の育成に注力し続けている。

 2024年4月より、ノーリツは生産本部を中心にものづくり側から、アイデミーが提供する「Aidemy Business」の導入を開始していたが、DX・ITリテラシーの向上を目的に、2025年4月からは生産本部に加えて、営業本部まで育成対象を拡大した。「Aidemy Business」を活用したDX人材育成は、DX・ITリテラシー向上を目指す「ステップ1」、実行に向けたスキルの獲得を目指す「ステップ2」の2段階で実施。両社は、250を超える「Aidemy Business」の学習コースの中から、フェーズや部門毎に合わせたカリキュラムを連携して作成し、DX専門人材の選抜・育成に向け、さらなる取り組みを進めていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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