トレジャー・ファクトリーは貸借銘柄に選定される

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■最高益更新中で、増配を見込んでいるが、株価は安値圏

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は、貸借銘柄に選定されたことを発表した。

 リサイクルショップを首都圏を中心に多店舗展開している同社は、上場以来最高益更新の好業績企業である。好業績の最大の要因は、既存店の売上高が、前年同月比プラスで推移していることが挙げられる。その結果、新規出店の売上が既存店舗の売上に加わることから、過去最高の売上を更新中である。

 今期も売上高118億53百万円(前期比10.9%増)、営業利益10億39百万円(同8.2%増)、経常利益10億52百万円(同8.8%増)、純利益6億31百万円(同11.4%増)と増収増益で過去最高益更新を見込み、上場以来成長路線をまっしぐら。そのため、今期の配当も実質4円増配の年間配当11円を予想している。

 最高益更新中で、増配を見込んでいるが、株価は、安値圏で推移している。今回の貸借銘柄選定により、売買の活性化が進むものと思われる。

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