バーチャレクス、生成AIとAIエージェント活用の新サービス「Virtualex AI-CC Service」開始

■コンタクトセンター歴25年の知見とAI技術で企業の持続的成長を支援

 バーチャレクス・ホールディングス<6193>(東証グロース)は5月26日、生成AIとAIエージェントを核とした新たなソリューション群「Virtualex AI-CC Service」の提供を開始したと発表。同社が25年間にわたって蓄積してきたコンタクトセンター運営の豊富な経験と最新のAI技術を融合させることで、日本が直面するグローバル化、少子高齢化、そして急速なAI・デジタル進化という社会課題に対応する。本サービスは、クライアント企業の持続的成長と顧客満足度向上を同時に実現することを目指している。

 現代社会において、顧客や消費者のニーズは多様化の一途をたどり、企業には時間や場所、言語の壁を超えた対応力が求められている。AIが人間の業務を支援し一部を代替する時代にあっても、人間ならではの倫理観や身体性、非合理性が求められる役割は依然として重要な位置を占める。バーチャレクスは「ヒトとAIの新たな協調(We)」というコンセプトを掲げ、顧客接点と体験を最適化・最高化することで、企業の持続的成長と顧客満足度の向上に貢献する未来像を描いている。同社は「Succession with You & AI」のコンセプトのもと、AIと人の共創によって新たな顧客コミュニケーションの創出に取り組む。

 「Virtualex AI-CC Service」は、コンタクトセンターにおけるAI活用に関するあらゆるニーズに対し、PoC(概念実証)からコンサルティング、IT・AIシステムの導入、さらにはそれらを活用したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)としての受託運営まで、一気通貫での支援を可能にする。具体的なサービスには、AIドリブンコンタクトセンター体感ラボ・PoCサービス、AIを活用したコンタクトセンター運用最適化コンサルティング、AI・ITソリューション導入・構築サービス、最新AI技術の利活用を通じた高付加価値型BPOサービス、マザーセンター・CoEモデルによる大規模センター変革・AX推進支援サービスなどが含まれる。対象顧客は、企業のCAIO(Chief AI Officer)やAI活用推進担当者、CCXO(Chief Customer Experience Officer)やコンタクトセンター運営責任者、その他顧客接点のAX・DXに関心を持つ企業となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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