【株式市場】エールフランス機の爆破予告など受け日経平均は次第に値を消す

◆日経平均の前引けは1万9649円18銭(18円55銭高)、TOPIXは1586.53ポイント(0.42ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億3734万株

チャート13 18日後場の東京株式市場は、エールフランスの旅客機が爆破予告を受けて緊急着陸したなどと伝えられ、株価指数の先物から次第に値を消す展開となった。日経平均は朝方の209円高に対し、14時30分頃には13円34銭高(1万9643円97銭)まで値を消した。ただ、主な株価指数で安いのは東証2部指数のみだった。

日銀の金融政策決定会合(18~19日)に漠然とした期待感があり、業種別指数の中ではアコム<8572>(東1)などを含む「その他金融」が値上がり率トップ。イソライト工業<5358>(東1)は親会社・品川リフラクトリーズ<5351>(東1)の中期計画ともども期待があるようで業績好調でもあり急伸。ロックオン<3690>(東マ)は業績好調で「マーケティングロボットカンパニー」構想などに期待が強く再び急伸。アルファクス・フード・システム<3814>(JQG)は12日の決算発表翌日から4日連続ストップ高。

東証1部の出来高概算は19億3734万株(前引けは9億7282万株)、売買代金は2兆2523億円(同1兆956億円)。1部上場1914柄のうち、値上がり銘柄数は797(同1055)銘柄、値下がり銘柄数は980(同704)銘柄。

また、東証33業種別指数は17業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他金融、不動産、非鉄金属、陸運、サービス、医薬品、輸送用機器、食料品、金属製品などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る