【株式市場】日経平均は小動きだが新規上場銘柄は好調で材料株も活況
- 2014/12/22 15:47
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは１万７６３５円１４銭（１３円７４銭高）、ＴＯＰＩＸは１４１３．０５ポイント（３．４４ポイント高）、出来高概算（東証１部）は２１億８８３５万株
２２日後場の東京株式市場は、円相場に大きな変化がないとされ、トヨタ自動車＜７２０３＞（東１）やファナック＜６９５４＞（東１）などは前場に続き軟調に推移した半面、キヤノン＜７７５１＞（東１）や村田製作所＜６９８１＞（東１）は堅調で、日経平均は小動きを続けた。材料株物色は活発で、真珠のＴＡＳＡＫＩ＜７９６８＞（東１）が業績拡大期待などから出直りを強めて高値に進み、石塚硝子＜５２０４＞（東１）は引き続き高級陶器の鳴海製陶の買収を材料に連日大幅高、昭和シェル石油＜５００２＞（東１）が出光興産＜５０１９＞（東１）による買収観測報道を材料に急伸し、１２月１５日に上場のビーロット＜３４５２＞（東マ）は出直りを拡大し、１６日に上場のＵ－ＮＥＸＴ＜９４１８＞（東マ）は５日連続ストップ高となった。
◆本日は２銘柄が新規上場。
・インターワークス＜６０３２＞（東マ、売買単位１００株）は「工場ＷＯＲＫＳ」など職種や業種を区分けした求人サイトを運営し、９時２９分に公開価格１７５０円に対し１７％高の２０４３円で初値がつき、１３時過ぎまでの高値は２２７０円、大引けは１９２４円。
・イーレックス（９５１７、売買単位１００株）は電力の小売、卸売りを行ない、９時２３分に公開価格１１７０円に対し１１％高の１３０１円で初値がつき、その後は大引けまで本日ストップ高の１６００円となった。
東証１部の出来高概算は２１億８８３５万株（前引けは１０億９０１９万株）、売買代金２１兆５９２億円（同１兆８４億円）。また、１部上場１８６０銘柄のうち、値上がり銘柄数は８９０（同６９５）銘柄、値下がり銘柄数は８２６（同１０２５）銘柄。
また、東証３３業種別指数は２３業種（同１５業種）が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、鉱業、卸売り、不動産、パルプ・紙、その他金融、ガラス・土石、非鉄金属、などとなった。
関連記事
ピックアップ記事
-
2025/5/21
【熱中症対策】企業の半数以上が「義務化」を認知、建設業で突出した意識■９割超が対策を実施も、「ＷＢＧＴ」の認知は依然として低調 帝国データバンクの調査により、「熱中… -
2025/5/20
吉野家ＨＤ、ラーメン事業を第３の柱に５年で５倍成長へ、中期経営計画を発表■「変身と成長」掲げ１３００億円の積極投資、収益構造の転換図る 吉野家ホールディングス＜９８６１… -
■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献 シャープ＜６７５３＞（東証プライム）は５月２０日、…
