セキドが一時ストップ高、メディキューブ美容機器の売上急伸、SNS拡散でブランド認知に弾み

■5月度は前月比3倍超、認知拡大が後押し

 セキド<9878>(東証スタンダード)は6月18日、150円高(20.98%高)の865円まで上げて一時ストップ高している。同社は6月17日、美容ブランド「medicube(メディキューブ)」が展開する美容デバイス「AGE-R」シリーズの5月度売上高が、前月比319%、前々月比950%の大幅増となったと発表した。3月に主力商品の仕様変更と価格改定を行い、4月からは新商品の先行販売も始まっていた。これにより販売動向が大きく加速した格好だ。

 「メディキューブ」は2016年に韓国で誕生したダーマコスメブランドで、専門機関での臨床試験を基に製品開発を進めてきた。化粧品と美容機器の組み合わせによるホームエステ市場の形成を目指しており、SNSを中心にユーザーによる体験投稿が話題となり、認知度が急速に高まっている。

 セキドは今後、medicubeとの協業体制を強化し、日本における“ホームエステ文化”の定着を図る構えである。単なる輸入販売にとどまらず、美容機器ブランドとして国内トップを目指す方針を掲げている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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