伊藤園、「お〜いお茶」大谷翔平「夏限定ボトル」を販売開始、売上の一部を社会貢献に活用

■デザインは「投げる・打つ・走る」3つのプレースタイルを表現

 伊藤園<2593>(東証プライム)は6月24日、大谷翔平選手をパッケージに描いた『「お〜いお茶」大谷翔平ボトル』(2025年夏バージョン)を6月30日から数量限定で販売開始すると発表した。今回のデザインでは「投げる・打つ・走る」3つのプレースタイルを表現したビジュアルを採用し、全12製品で展開する。売上の一部は、大谷選手と伊藤園が共同で取り組むグローバル社会貢献プロジェクト「Green Tea for Good」の活動に充てられる。同プロジェクトは2024年7月に始動し、今年7月で2年目を迎える。

■花巻東高生徒と清掃活動、大谷選手の教えが地域を動かす

 プロジェクトの一環として、6月26日には大谷選手の母校・花巻東高等学校の全校生徒とともに、通学路や周辺地域でゴミ拾い活動「ゴミ拾いしなくっ茶」が実施される。大谷選手が恩師から受けた「ゴミを拾うことは幸福を拾うこと」という教えに由来するこの活動は、同校に根づく理念をもとに展開されており、昨年に続いて2度目の開催となる。

 話題性を高める施策として、6月26日からは「お〜いお茶」大谷翔平ボトルを先行販売する自動販売機が、大谷選手の母校・花巻東高等学校をはじめ、羽田空港第3ターミナル駅や都営三田線水道橋駅などに設置される予定である。花巻東校の自販機は関係者専用で、「お〜いお茶 緑茶」460mlペットボトルのみを販売する。

 「Green Tea for Good」は、伊藤園が2010年度から実施してきた「お茶で日本を美しく。」を国際展開するかたちで始動し、これまで国内外で植樹や清掃などの環境保全活動を進めてきた。今後も大谷選手とともに、森林・水・生物多様性の保全を目的とした取り組みを世界中に広げていく方針である。伊藤園は、「お~いお茶」を通じた持続可能な社会への貢献と、大谷翔平選手との連携によるグローバルな社会的影響力の強化を図っていく構えだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る