良品計画が上場来高値を更新、再生可能エネ発電の「MUJI ENERGY(ムジエナジー)」設立、期待強い様子

■JERAと共同出資、再生可能エネから創出した環境価値でブランドイメージ向上

 良品計画<7453>(東証プライム)は6月26日、反発相場となり、取引開始後は6885円(94円高)まで上げ、小幅だが2日ぶりに株式分割を考慮した上場来の高値を更新している。25日午後、火力発電事業や再生可能エネルギー事業を行うJERA(東京都中央区)との共同出資により、再生可能エネルギー発電事業を行う特別目的会社「合同会社MUJI ENERGY(ムジエナジー)」(以下「MUJI ENERGY」)の設立などを発表し、注目材料視されている。

 発表によると、「MUJI ENERGY」が太陽光発電から創出した環境価値はJERAの子会社JERA Crossを通じて、良品計画のテナント店舗などの電力由来のCO2排出量削減に活用される。設立予定日は2025年9月(予定)。今期(25年8月期)の業績への影響は軽微で、来期以降への影響についても軽微と考えるとしたが、『無印良品』のブランドイメージ向上などへの効果は大との見方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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