
■資産の一部をビットコインで保全、財務基盤強化やインフレ対応で
コンヴァノ<6574>(東証グロース)は7月18日、17%高の9990円(1460円高)で始まったあと売買交錯となり、「寄り天」(寄り付き天井)型の相場だが約1か月前につけた上場来の高値1万390円に向けて再び上値を指向している。17日後場の取引時間中に「新たな事業(暗号資産保有事業)の開始」などを発表し、この日は7%高(550円高の8530円)。続いて同日夕方に株式10分割を発表し、翌18日は一段高となった。
株式10分割は2025年8月1日を基準日として実施するとした。このため、すぐに享受できる好材料として好感されている。また、17日に発表した暗号資産保有事業の開始については、財務基盤の強化や購買力維持策、中期的なインフレ影響への緩衝措置を目的として、資産の一部をビットコイン(BTC)で保全するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)