
■日経平均800円安、投資のベースになる「業績」に立ち返って銘柄を選別
山崎製パン<2212>(東証プライム)は8月4日、反発して始まり、取引開始後は7%高の3356.0円(221.0円)まで上げ、大きく出直っている。前取引日の午後に発表した第2四半期(中間期)連結決算(2025年1~6月・累計)が売上高5.3%増、営業利益11.8%増となるなど好調で、12月通期の連結業績予想を全体に増額修正、注目が再燃している。
今朝の東京株式市場は、NY株安と円高を受けて日経平均が取引開始後に800円安と大きく下押しており、投資のベースになる「業績」に立ち返って銘柄を選別する動きが強まりやすい様子。同社株はこうした選別買いに好適といえるようだ。
今12月期の連結予想売上高は、2月に開示した前回予想を1.4%上回る1兆2930億円(前期比3.9%増)の見込みに見直し、営業利益は同4.5%上回る575億円(前期比10.8%増)の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同2.7%上回る380億円(前期比5.5%増)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)