
■日経平均一時900円安となる中で材料株を買う資金が集中
わかもと製薬<4512>(東証スタンダード)は8月4日、急伸して大きく出直る相場となり、取引開始後は17%高の348円(51円高)まで上げ、約3か月ぶりに340円台を回復している。前取引日の8月1日、同社が開発した眼科用の医薬品「マキュエイド眼注用40mg」の中国における製造販売承認取得を発表、日経平均が一時900円安となる中で、絶好の材料株として注目が集まっているようだ。
発表によると、「マキュエイド眼注用40mg」は、日本では眼球の硝子体手術時の硝子体可視化(硝子体内投与)、糖尿病黄斑浮腫(硝子体内投与)の治療、糖尿病黄斑浮腫/網膜静脈閉塞症/非感染性ぶどう膜炎に伴う黄斑浮腫の軽減(テノン嚢下投与)においてその有用性が認められている。海外では、韓国で導出先の企業が販売している。このほど、中国国家薬品監督管理局(NMPA)より硝子体手術時の硝子体可視化の適応で承認を取得した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)