日経平均680円安と続落で始まる、米雇用統計悪化が東京市場に波及

東京証券取引所

■米国発の株安連鎖、日経平均も下げ幅拡大

 4日、東京株式市場で日経平均株価は前週末比680円79銭安の4万118円81銭と大幅に下落して取引を開始した。前週末の米国市場では、7月の雇用統計が市場予想を大きく下回り、非農業部門の雇用者数は前月比7万3000人増と、予想されていた10万2000人増に届かなかった。さらに、前2カ月分の統計も下方修正されたことが市場に不安をもたらし、米労働市場の弱さが改めて浮き彫りとなった。これを受け、NYダウは5日続落し542.40ドル安となり、ナスダック総合指数やS&P500種、半導体株指数SOXも軒並み下落した。

 米国の統計発表直後には、トランプ大統領が労働統計局の数値に激怒し、統計局長の解任を決定。「雇用統計は政治操作された」と非難したとブルームバーグが報じ、市場の混乱に拍車をかけた。米株安を受け、東京市場でも投資家心理が悪化。シカゴ日経平均先物は清算値で4万円ちょうどとなり、1日終値に比べて799円安。先物市場の動きが現物市場での売り圧力を強める要因となった。

 また、為替市場では円高傾向が日本株の重しとなっている。4日午前9時時点の東京外国為替市場におけるドル・円相場は、1ドル=147円台前半と、前週末の150円台から円高に振れている。ユーロ・円も170円台後半へとやや円高方向に動いており、外需関連株を中心に売りが先行している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る