クレスコの第1四半期は米国の通商政策など顧客に影響したが売上高10%増、営業利益17%増と好調

(決算速報)

■9月中間配当は29円(10円増配)、3月期末配当も29円(7円増配)を予定

 クレスコ<4674>(東証プライム)の第1四半期(2025年4~6月)連結決算は、米国の通商政策を受けて一部の業種ではIT投資を抑制せざるを得ず、受注活動に影響を及ぼす状況だったが、売上高は150億80百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は10億14百万円(同16.6%増)と好調に推移した。親会社株主に帰属する四半期純利益は7億54百万円(同0.2%減)だったが、法人税の増加が主な要因。「税金等調整前四半期純利益」の項目までは増益だった。

 この期は、「自動車・輸送機器」分野における開発力・提案力の強化を目的として、インダストリアルビジネス本部を再編し、モビリティDXビジネス本部を新設するとともに、営業力の強化を目的として、マーケットディベロップメント本部を新設した。また、連結子会社の(株)クレスコ・ジェイキューブが、統合によるシナジー効果の最大化などを目的として同社子会社の(株)高木システムを吸収合併した。連結子会社の(株)アイオスは、三菱UFJ信託銀行(株)との間で10年間のパートナーシップ基本合意書を締結した。

 今期・26年3月期の連結業績予想は5月9日に開示した予想に変更はなく、売上高は640億円(前期比8.9%増)、営業利益は70億円(同17.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は49億円(同11.2%増)を継続した。当期純利益などが連続最高を更新することになる。

 9月中間配当は1株29円(前期比10円の増配)を予定し、3月期末配当も同29円(同7円の増配)を予定する。前年度より『中期経営計画2026』を開始しており、26年度における「連結売上高700億円」「連結営業利益率11.5%」「連結ROE15%」の達成を財務KPI(主要経営目標)として掲げ、7つの成長戦略を推進している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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