
■第1四半期の連結決算は営業利益0.6%減など微減益にとどまる
ZACROS<7917>(東証プライム)は8月8日の前場、急伸し、11%高の4435円(435円高)まで上げて約6か月ぶりに年初来の高値を更新し、前引けも4320円(320円高)で強い値動きとなった。7日午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)連結決算は営業利益が前年同期比0.6%減となるなど全体に微減益にとどまり、同時に株式4分割も発表し、期待が強まった。
医療用や食品用の高機能フィルム材などを手がけ、この第1四半期は、環境ソリューション事業では減収となったものの、ウェルネス事業、情報電子事業、産業インフラ事業では増収を確保した。株式分割は、2025年9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する普通株式を1株につき、4株の割合をもって分割するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)