シンプレクス・ホールディングス、SBI証券の新CFDサービス基盤を提供、暗号資産も対象に

■リスク管理から取引システムまで一貫構築、国内2社のみの自社プライシング実現

 シンプレクス・ホールディングス<4373>(東証プライム)は8月22日、SBI証券が8月25日から開始する新たな店頭CFDサービスに向け、リスク管理、収益分析、ディーリング、個人投資家向け取引システムなどのソリューションを提供したと発表した。SBI証券は主要ネット証券で初めて暗号資産・株価指数・コモディティを一口座で取引できるサービスを導入する予定で、同社が従来から提供してきた取引所CFDに加え、投資家の選択肢拡大と資産形成支援を目指す。シンプレクスは複数の自社ソリューションを連携させ、表側から裏側まで一貫した取引基盤を構築している。

 今回のシステム構築では、CFD基本機能を担う「Simplex CFD」、暗号資産や株価指数などの流動性プロバイダーと接続する「Simplex Dealing Cloud」、自己CFDレートを生成しプライス配信を行う「SimplexBLAST」、リスク管理を担う「SimplexPRISM」が活用されている。自社でプライシング可能な点は国内で2社のみの特徴であり、マルチアセット対応やグローバル接続にも強みを持つ。国内外の取引所接続実績とアルゴリズム執行基盤により、SBI証券のCFDディーリング業務の効率化と収益拡大が期待される。

 シンプレクスは2016年からSBI証券のホールセール業務で基幹システムを提供しており、9年にわたり同社のエクイティやブローカー業務を支えてきた。今回の取り組みはリテール事業領域への拡張となり、クライアントの成功を第一に掲げる行動規範「5DNA」に基づくものである。今後も技術力と知見を磨き、顧客企業のビジネス拡大と成長に伴走する方針を示している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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