トーカロ、米アリゾナ州に新会社設立へ、半導体装置部品加工で米国拠点拡充

■サプライチェーン強化と米国ビジネス拡大を狙う

 トーカロ<3433>(東証プライム)は8月22日、米国アリゾナ州に新会社を設立することを発表した。新会社は同社100%出資子会社であるTOCALO USA,Inc.(TCA)を通じて設立され、半導体製造装置部品の表面改質加工を担う。所在地はアリゾナ州マリコパ郡テンペ市で、名称は「TOCALO USA Arizona LLC(仮称)」、資本金は100万ドル(約1億45百万円)とし、2025年9月に設立を予定している。代表には中平康樹氏が就任し、事業開始は2027年頃を見込む。

 今回の新会社設立は、同社の主要取引先に対するサービス体制を強化し、米国内でのサプライチェーン構築を推進する狙いがある。同社はすでにカリフォルニア州にTCAを設立し操業を開始しているが、さらなる事業拡張性を見据え、アリゾナ州に拠点を加えることとした。人的関係ではトーカロの執行役員が子会社役員を兼務し、従業員の出向も予定されている。また、親会社との間で技術供与契約を締結する計画もあり、グループ一体となった事業推進を図る。

 新会社は設立後にトーカログループの連結子会社となる見込みであり、2026年3月期の業績への影響は軽微とされる。ただし、2026年3月期以降の業績影響については精査中であり、今後公表が必要な事象が発生した場合には速やかに開示する方針である。同社は米国半導体市場の成長を背景に、現地での存在感を一層高める姿勢を鮮明にしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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