レナサイエンス、転移・再発膵がんでRS5614併用の医師主導治験開始、第Ⅱ相を東北大と実施

■非盲検・非対照の多施設共同、50例で奏効率など評価

 レナサイエンス<4889>(東証グロース)は12月16日11時30分、遠隔転移を有する切除不能膵がん又は再発膵がんを対象に、ゲムシタビン及びナブパクリタキセル療法(GnP療法)へPAI-1阻害薬「RS5614」を併用する医師主導治験(第Ⅱ相)を開始すると発表した。東北大学と同試験に関する契約を締結し、東北大学病院など複数医療機関で実施する。

 膵がんは診断時に切除可能例が15-20%にとどまり、46.3%が遠隔転移陽性とされる。新たな化学療法が登場しても、5年生存率は全体で10%程度(ステージ4で1〜3%)と低く、標準治療を増強する薬剤が求められている。

 試験は非盲検・非対照の多施設共同で、症例数は50例。主要評価項目は奏効率で、副次に全生存期間、無増悪生存期間、病勢制御割合を設定した。実施期間は2026年5月〜2029年12月(登録24カ月、観察12カ月)で、PMDAとの対面助言は2025年3月19日に終了し、今後IRB承認などを経て進める。同件の2026年3月期業績への影響は現時点で特にないとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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